ピアーズ・プロスナンの最後の作品。公開は2002年。4作連続で観ると、「あぁちょっと歳とったな」とわかっちゃうのが悲しかったです。でもクールで甘いマスクは健在。ダイヤモンドと武器を売買して悪いことをしている(かなりイケメンの)ムーン大佐を殺すために北朝鮮に乗り込むボンド。しかもサーフィンで。この豪快な波乗りシーンのオープニングはかっこいい!で、うまく敵地に潜入したつもりがすぐ素性がバレちゃっていきなり絶対絶命。そこでダイヤモンドに仕掛けた爆弾を押してドッカーン!その時矢のように飛び散ったダイヤモンドが顔中に刺さったムーン大佐の側近ザオが今回の強烈な悪役となります。ホバークラフトでの激しいチェイスの末にムーン大佐を殺したと思ったら、あっさり父ちゃんのムーン将軍に捕らえられちゃったボンド。・・・と、長くなっちゃったけどここまでがこの映画の冒頭シーンです。ふぅ。
で、やっとここでマドンナが歌う主題歌が流れて、ボンドは14ヶ月もの間北朝鮮で拷問を受け続けるという、ちょっと残酷過ぎる展開に。こんなに苦しめられるボンドは初めてですわー。かわいそうですわーと思いながら見ていました。髪も伸びてヒゲはボーボーの変わり果てたその姿はまるで『キャスト・アウェイ』のトムハンクスみたいでした。が、しかしある日いきなり解放されることになるボンド。MI6(ボンドが所属する英国の秘密機関)側が捕らえていたダイヤモンド顔のザオと人質交換でした。よくよく話を聞くと、北朝鮮に潜入していたアメリカの諜報部員が殺されて、それはボンドが拷問に絶えかねて漏らしたのではと疑いをかけられているらしいことがわかります(もちろんボンドは無実)。上司のMに「あんたはもう無用」とまで言われちゃって、いてもたってもいられないボンドは、無実を証明するため、そして自分をハメた何者かを探すためにパジャマで海に飛び込む~~!!!以上、お話出来るあらすじは終わり。
その後ボンドは、キューバにある遺伝子交換の病院へ行ったり、かと思いきやイギリスに戻ってフェンシングをやったり、アイスランドの氷の世界に行っちゃったりとあいかわらず大忙し。今回のボンドガール、ハル・ベリーの完璧なボディーはあそこまでいくとCGみたいに見えて魅力があるのかないのかわからず。もう一人のボンドガールは憎たらしいほどのクール・ビューティーだけど、ちょっとだけブリジット・ジョーンズの日記の人に似ていると思いました。アイルランドで衛星からの熱線攻撃から逃げたボンドが、崩れ落ちる氷のビックウェーブで再び波乗りするシーンはバリバリ合成に見えちゃって、ちょっといただけませんでした。それにしても透明になって見えなくなっちゃう車、サイコーです。ザオと氷の上でのカーチェイスも迫力満点。ただ、フェンシングクラブのオーナー役で出ていたマドンナ、あれは蛇足なのではと思ったのはゆきぴゅーだけ???バークラフト

ハル・ベリーの登場シーンは海からあがるセクシーな場面。美女に弱いボンドは案の定・・・・。