007 慰めの報酬

ついに、ついに観ました、最新作!2006年公開『カジノ・ロワイヤル』の続編という本作は、「ボンド、ジェームズ・ボンド」という前作ラストのセリフから一時間後という設定だそうで、その一時間後ボンドは何をしていたかっていうと、カーチェイス。アルファロメオとアストンマーティンの、ものすごいオープニングアクションでした。最後片方のドア無かったし。絶対ボンドが助かるとわかっていても、う”う”う”う”う”う”う”ーーーーって体中に力が入っちゃうのはゆきぴゅーだけ???

前作で最愛の女に裏切られ、そして目の前でその女を亡くした007ことジェームズ・ボンド。彼女をそんな運命に引きずり込んだ悪の組織の黒幕をつかまえるために若きボンドは無茶をしながら次々と殺す、殺す、殺す。その暴走ぶりに上司Mが「復讐の為にむやみに人を殺すな」と忠告してもまったく聞く耳を持たないボンド。同じく幼い頃に家族を殺された復讐のために悪党に近づいているカミーユというナゾの女性と知り合って共に悪に立ち向かうというストーリー(>かなりおおざっぱ)

前作同様にかなーりシリアスな内容と息をのむアクションで展開される一方、笑いは無し!肩が凝った!というのが見終わった後の率直な感想。だけどボンドが確実に成長しているのがわかって面白かったです。こうやって新ボンドの人物像が徐々に肉付けされていくんだろうな~と思うと、この先が楽しみ。3代目ボンドのロジャー・ムーアがたしか58歳くらいまで頑張ったハズだから、現在41歳のダニエル・クレイグはまだまだ大丈夫ですわね。笑いが無かったって書いちゃったけど、一ヶ所だけ、ニヤリとしちゃったシーンがありました。カミーユじゃないほうのボンド・ガールが石油を体中に塗られてベッドで横たわる(死んでいる)場面。「007/ゴールドフィンガー(1964年)」の金粉シーンとまったく同じですものね。そういうオマージュが探せばもしかしたらもっとあるのかなぁ。

今回はM(ボンドの女上司。MI6のトップ)の出番がやたら多かったような気がします。カジノ・ロワイヤルでもそうだったけど、Mの自宅が出てきたりダンナさんの存在がちらりと見えたりすると、あぁ、あの鉄のようなMにもちゃんと家庭があるんですのね、とミョーな親近感が生まれます。特に今回はMがコールドクリームを顔に塗ったくって化粧落しをしながら部下に指示を出すのがかなりイケテると思いました。そういえばMとか美人秘書のマネー・ペニーは“ボンド・ガール”ならぬ、“ボンド・ウーマン”と言うらしいですわね。マネー・ペニー、次作には登場するでしょうか???

もうひとつ、かっこよくて好きなシーンがこれ。オペラ『トスカ』の劇場に忍び込んだボンドが、イヤフォンを使って秘密情報を話し合う悪者達を遠目に探して写真を撮りそれをMI6に転送するとコンピュータが瞬時にその人物が何者であるか解明していました。大昔のボンド映画にはなかったイマドキのツールが活躍していて時代を感じますわね。それから、マティスと一緒に乗った飛行機の中で“眠れない”ボンドがカクテルを飲むシーンもかっこいい。なんだかんだと結局やっぱり新しいボンドは無骨でクールでタキシード姿が超ステキだということ。

“そういえばボンド・ガール、カミーユの背中にあったヤケドのような痕、あれが気になったなぁ~”とさっき思い出してネットでいろいろ見てたら、あれに関してはやっぱりとらえ方は十人十色のようで、ナゾのままだったので次回作に続くネタのひとつだとか、少女時代に家族を目の前で殺されて家に火をつけられたっていうセリフがあったからだとか、役とは関係なく本人の日焼けのあとであれは女優としてどうかなのとか。まぁどう考えても3つ目ってことはないと思うのですが。

ラストシーンのコート着てるボンドがカッコイイ

今回のボンド・ガールに共通していたことはふたりともかわいいオン・ザ眉毛だったことですの。

007 慰めの報酬” への2件のコメント

  1. ちゅみほさんへ

    >Mがなんだか赤木春恵に見えます・・・。

    あー、なんかわかるような気がしますわ~
    っていうかこれからずっとそう見えてしまう不安が・・・・

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