ヤマトよ永遠に

全部一気に観たのにレビューを半年以上サボってしまったために、昨日もう一回観ました。

4つ目の作品は、『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』の続編となる『ヤマトよ永遠(とわ)に』。劇場公開は1980年の8月らしいので、ちょうど今から30年前ってことになります。30年前ですわよっ!でも、全然古くさくないし、愛と希望にあふれたすばらしい作品です。ジブリもいいけれど、これだって子供達が夏休みに観る映画にはいいのでは?と思いました。

★あらすじ★
時は西暦2202年。巨大な物体が地球に向かってやってきた。それは地球全人類を滅亡させることができる重核子爆弾だった。そこから悪いやつらがどんどんと降下してきて(このシーンが蛍みたいでキレイ)襲撃をはじめて地球は大変なことになる。敵の正体は暗黒星団の地球戦略軍。長官から“惑星イカルスにいる真田さんと連絡をとれ!”と指令を受けた古代進は、雪と一緒に“英雄の丘”に行く。すると他のヤマト乗組員たちもぞくぞく集まってきていた。真田さんに通信をすると、ヤマトがイカルスにあることが判明。じゃあすぐ行くぞ!ということになって、大統領専用高速連絡艇のある場所へ急ぐ。敵の襲撃に遭いながらもやっと全員乗り込めたかと思ったが最後の最後で森雪が撃たれて地球にとどまることになる。それぞれが生き延びたのか命を落としてしまったかわからないまま離ればなれになってしまう古代と雪。がんばれー!

※ところどころ唐突にネタバレ全開です。
まず最初に言いたいのは、わたくしの心の恋人、古代守さんの最期があんなにあっけなくていいですの?ということです。びっくりでした。一時停止ボタンを押してしまったほどです。

今回はヤマトに乗り込む古代くんと、逃げ遅れた雪が離ればなれになってしまって、ヤマト側・地球側と別のお話が同時進行していくという展開で、このストーリー展開はよいと思いました。それぞれで、あらまぁ!的なエピソードがあったりするので飽きません。特に、敵の技術将校アルフォン少尉と雪の関係はドキドキでした。
「アルフォン少尉。わたし、あなたの申し出をお受けしようと思います」
みたいなことを言ったシーンでは、
「マ、マジですのー?!」
と思いましたが、アルフォンさんもバカではないから見破るんですのよね。さすが技術関係のエライ人ですの。それでもアルフォン少尉の最後のシーンはとても感動的で、ジーンとしちゃいましたわ。男は誰でも雪に膝枕をしてもらいたいものでしょうか。

一方、雪の代わりに古代くん達とヤマトに乗ることになったサーシャは若さを武器に持つ、今で言えば肉食系高校女子って感じです。ゆきぴゅーもあれだけ積極的だったら人生変わっていたかもしれませんと思いました。
それから、ゆきぴゅーがどうも納得いかないのは、「叔父様、何やってるの!早く波動砲を!」のシーンで、なぜヤマトの皆さんがあの場所にいるサーシャの姿がスクリーンで見られるのかということです。あれはどういうことなんですの?誰かわかる方、教えてくださいませ。
なんだかんだいって古代と雪の愛は美しくて深いのだなと、この作品を観て思いました。

ゆきぴゅーの評価: ★★★½☆
敵の母星に乗船中

宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち

3作目は1979年にTVスペシャル版として放送された『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』。オイオイ泣いた前作の「さらば~」の続きではなく、TVシリーズPart2の続きとして作られたものなのでヤマト乗組員の皆さんは生きています。心を新たにして観なくてはいけません。

★あらすじ★
西暦2201年のある日、母なる星ガミラス星に立ち寄った青い顔のデスラーはそこで信じがたい光景を目の当たりにする。何者かがガミラス星を占領しているである。それは暗黒星団帝国のいう悪いやつらで、宇宙戦争に必要な燃料ガミラシウムを採掘していたのだ。怒り狂ったデスラーは即攻撃を開始する。すると、交戦中にガミラス星が破壊され崩壊してしまったからさぁ大変!目の前で自分の星が吹っ飛ぶのを見たデスラーの怒りはおさまらない。さらに、ガミラス星と双子の星だったイスカンダル星がバランスを崩して暴走を開始してしまった。イスカンダルといえば(ゆきぴゅーの心の恋人)古代守とスターシャがいる星。デスラーは地球にいる古代進にその緊急事態の通信を送ったのだった、、「ヤマトよ、来いーーー!!!」

なんといっても、自爆覚悟で自動惑星ゴルバに突っ込んだデスラーの男意気にしびれました。うっかり守さんから心移りするかと思っちゃったくらいです。そんなデスラー総統と古代進のお別れシーンも宇宙を分かち合った男のロマンです。スターシャが最後守に託したカプセルの中には何が入っているのかと思ったら、開けてびっくり、あらまぁ!でした。(以上たぶんネタバレなし)
こんどはゴルバに乗船中

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

2作目は1978年に公開された『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』。時代背景は西暦2201年。宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルから戻って一年後のお話です。

★あらすじ★
イスカンダルから持ち帰った放射能除去装置のおかげであっという間に復興をとげた地球だったが、また新たなメッセージを宇宙から受け取った。それはテレザート星のテレサからのものだった。かつてのヤマトの乗組員たちは上層部に反抗しながらも強引にヤマトに乗りこみテレザート星へと向かった。テレサの言うには白色彗星帝国なる悪い奴らが次々と宇宙の星を征服していて、次なる標的は地球だという。その頃、白色彗星はどんどん地球へと近づいていて、地球艦隊の新造戦艦アンドロメダもまったく歯が立たない。テレザート星から戻った宇宙戦艦ヤマトは、白色彗星帝国と死闘を繰り広げるのだった。 ジャジャジャーン、ジャジャジャジャーン。

印象的なのは白色彗星帝国が出てくると流れる、パイプオルガンによるテーマ曲。“こいつにはどうやってもかないましぇーん”というイメージが植え付けられる、そんな洗脳曲だと思います。そういえば復活篇では随所にクラシック音楽が流れていましたわ。
ヤマトの初代艦長沖田さんの像がある英雄の丘に乗組員があつまってお話するシーンで、テスト航海から戻ったアンドロメダが頭上を通過するシーンが格好良かったです。
泣けるシーンは後半随所にありますが、真田さんの「古代、お前のことは弟のように思っていた」みたいなセリフでダーッと来ちゃいました。が、しかしなんといってもラストシーンのせつなさ、かなしさ、うつくしさ!ゆきぴゅーは大人になってから観たけど、これを子供の頃観ていたらどう思ったかと想像するのですが見当つきません。今みたいにエンディングのジュリーの歌をおいおい泣きながらきいたでしょうか。一番大切なのは愛、すばらしい作品でした。
なぜゆきぴゅーはヤマトに乗れない?