転々

どうにかならないものかというヘアースタイルで三浦友和とオダギリジョーが東京の街をブラブラと歩く物語です。目的地は霞ヶ関。なぜ霞ヶ関かっていうのは映画を観てのお楽しみ、ということで。なによりびっくりしたのがゆきぴゅーのおうちのすぐ近くを歩いていたこと!思わずコーヒーをブブーっと吹き出してしまいましたわ。こんな近所でロケしていたんだーっ!と、あれでかなりのポイントアップでございました。知っていたらエキストラやりたかった!

旅のスタートは吉祥寺の有名な焼鳥屋「いせや」前ですの。そこから実際の地図をかなり無視したルートでふたりは歩き始めるわけですが、思い出の場所に入ってみたり、なつかしい人に再会したり、ひょんなことからウソをつくことになったり、、、。ラストはあっけないし終わってみれば「ふーん・・・」ってしんみりと考えちゃうような作品ですが、観ている最中は意外な展開になりそうで、でもならなくて「えっ?!じゃ、もしかして?!」っていう密かな期待をいい意味で裏切ってくれました。

本人のイメージとは似ても似つかない役で登場していた石原良純さんや、三浦友和さんの奥さんの職場の3人のアホな会話や、街で見かける岸部一徳さんなどなど、細かいところに“ニヤリ”とさせられっぱなし。が!やっぱり忘れちゃいけないのが後半登場のキョンキョンこと小泉今日子の存在だと思いますの。全編を通してゆきぴゅーが一番好きなシーンは、キョンキョンとオダギリジョーが上野動物園のコビトカバの前のベンチで話す場面でした。この時オダギリジョーが持たされてるカゴバックがとってもかわいいんですの。赤い取っ手で緑色のスカーフみたいなのが巻かれてる、きっとあれはお買い物バッグなんでしょう。そして、キョンキョンの巻いてる赤いマフラーもかわいかった。それから、花やしきに行く日のキョンキョンのコート。大柄の千鳥格子模様のちょっとレトロなコートに、またまた赤いマフラーをしてるのですが、これがすごくお似合いなんですの!役柄にぴったり合っていてスタイリストさんのセンスに脱帽です。キョンキョンは一人の主人公といってもいいくらいの存在感だったと思います。

ひとつわからなかったのが、花やしきのジェットコースーターに乗っている場面で、昔の回想シーンが出たのですが、あれは子供の頃のオダギリジョー???両親に捨てられる前の記憶ってことですの?原作読めばわかるのかもしれません。

ここにロケ地マップが出ていたので、これ観ながらお散歩するのもいいかもしれませんわね。一日じゃムリだけど。そしてとてつもなく疲れると思いますが、、、。
ゆきぴゅーはこんど、三浦友和とオダギリジョーが食べてた「愛玉子(オーギョーチー)」のお店に行きたいなと思ってます。

 三浦友和はどこへいった

しゃべれども しゃべれども

主人公はTOKIOの国分太一くん演じる落語家・今昔亭三つ葉。前座、二つ目、真打ちという落語家の階級の、彼は“二つ目”なのですが、これがまたパッとしない噺家なんですの。伊東四朗さん演じる小三文師匠にも「お前はなんにもわかっちゃいねぇな~」とため息つかれる毎日。そんな三つ葉がひょんなことから「話し方教室」の先生をやることになります。生徒は、いつもふくれ面で愛想のない美人(香里奈)、関西から引っ越してきてクラスになじめなくて困っているタイガース命の小学生くん、元プロ野球選手で話し下手な野球解説者の3人。「うまくしゃべれるようになりたい」と願う3人が、しゃべりのプロである落語家に話し方を教わりながら悩み、笑い、傷つき、そして教え役の三つ葉自身も成長していくというストーリー。堅苦しくなくコミカルに描いているので落語に興味がなくてもじゅうぶん楽しめる、温かい映画ですの。

ちなみに、この映画で香里奈ちゃんはまったくといっていいほど笑顔のシーンがないキョーレツな“性格ブス役”なんですの。服装もかなり地味。いっつも眉間にシワをよせて怒ってる風で、アレはアレで女優としてはかなり勇気のいる役どころでは?と思うのですが、結構ハマリ役だったと思います。あの怒った顔が画面に出てくる度に思わず笑ってしまうくらい。

上野の鈴本演芸場をはじめ、浅草寺や水上バス、都電荒川線など、ゆきぴゅーが好きな場所がたくさん出てきてうれしくなりました。特に印象に残ったのが、最初のほうで出てきた、国分くんと伊東四朗さんが歩いていた下町の路地。古くてせまい長屋風の軒が連なる路地の雰囲気が良くて目が釘付けでしたわ!公式サイトのロケマップによると佃だそうです。香里奈ちゃんがほおずき市に着ていった青い浴衣がとても似合っていたと思いました(が、もちろん笑顔は無し)

国分くんの祖母役が八千草薫さんで、この人がまたいい役で登場するんですの。庭で梅干しを干しながら落語を口ずさんだりするところなんか、とてもかわいらしい。そういえば、ふだん左利きの国分君が、右手でお箸を持って蕎麦を食べるシーンがありますの。実はこの映画を観る前に「落語より右手で蕎麦を食べる練習のほうが大変でした」と本人が言ってたというのを聞いていたので注目していたのですが、、、、うーん、言われてみればちょっと違和感あるかな、という感じ。メントレみたいにはいかないようですの。 それから、伊東四朗さんの高座のシーンは上手だなぁと思いました。あと、子役の子のしゃべりにもご注目ですわ。 でも、なんといってもやっぱりラストの国分君の一言にジーン、、、、と、これは観てのお楽しみ~。
ドンドコドンドコ、ドンドン。

雨宿りしたシーン

大決戦!超ウルトラ8兄弟

「うちの子供がどうしても観たいというから一緒に観てきて欲しい」とお友達に頼まれて、小学校2年の男子と観に行って参りました。タイトルを聞いた時は、「ウルトラ兄弟同士で戦うんだー、そりゃ大変だー」と思っていたら違いました(>それはただの兄弟ゲンカ)。チケットを切ってもらう時に生フィルム入りの大入り袋をもらえてマニアじゃなくてもなんだかワクワク。お財布の中にでもいれておこうと思います。

物語の舞台は横浜。見慣れた景色が出てくるのでとても親近感がわきましたわ。その昔、“今生きているのとは別の世界でウルトラマンだった”という設定のおじさん4人が出てきまして、そう、それはハヤタ隊員だったりモロボシ・ダンだったりするわけです。ちなみにゆきぴゅーはハヤタ隊員が一番好きです。若者では、V6の長野くんや羞恥心のつるの剛士君とかがでてくるんですが、長野君がかつてウルトラマンティガを、つるの君がウルトラマンダイナを演じていたという最低限の知識を持って観に行って良かったと思いました。でもきっと、ゆきぴゅーなんかにはわからない、往年のウルトラファンが泣いて喜ぶようなシーンが随所にあったんだろうなと思います。例えば冒頭シーンの駄菓子屋のおやじさん役がイデ隊員だったとかそういうことです(←後で知った)。

とはいえ、いろんなシーンで思わず涙が出た映画でした。ブロンズ像にされちゃったウルトラマンメビウスが生き返った時に、「ありがとう!兄さんたち!」っていうところでドワーっときたり、後半の、ランドマークタワーの横で空中でVの字になって8人が並ぶシーンで(ちょ、チョーかっこいい!)と感極まってボロボロボロ・・・と完璧に円谷プロの意のままにされたわけですの。

ただ、ゆきぴゅーが小さい頃観ていたウルトラマンは今みたいに怪獣との空中決戦はなかったので、ああいうCGシーンはやっぱり違和感がありました。正義の味方も悪者も正々堂々と地上で戦って欲しいと思います。

おうちに帰ってきてから、“そういえば、今回レオやタロウは出なかったけど、彼らはウルトラ兄弟じゃないんですのー?”と思って調べたら、タロウはウルトラ兄弟で、レオは故郷が違う(L77星)ので兄弟ではないということがわかりました。じゃタロウはなぜ出なかったのでしょう。

ところで、一緒に行った小学2年生は見終わった後、「なにげにティガが主人公だったね」とぽつり。そ、そうですわね。長野くんが主人公の映画だよーって宣伝すればジャニーズファンがもっと入るんじゃないですのー? なにはともあれまさかウルトラマンの映画で泣くとは思いませんでした。

ランドマークタワーから観たい画です
↑この映画はこのシーンのためにあるんじゃないかと思うくらいカッコイイシーン。